ヨイトマケの唄 歌詞 意味 あの日の美輪明宏の企み

ヨイトマケの唄 歌詞 意味

2012年末の紅白歌合戦出場の美輪明宏さんが歌った「ヨイトマケの唄」
リアルタイムで見て感動を受け涙したのですが
今思ってもあんなふうに唄から感動を受けることは稀なこの頃です。

いつもは華やかないでたちの美輪明宏さんが
あのヨイトマケの唄を歌うときには黒の衣装、髪も短髪で黒。

姿を観た瞬間惹きつけられましたね。
そして何事が起きるのかと。

今年になってあるトーク番組であの時のことを語っていました。
確か、NHKの番組だったと思いますけど。

ヨイトマケの唄には子供もお母さんもお父さんも登場する
自分が衣装を決めて登場したら見る人は想像力が無くなる。

黒でいることで観る人それぞれに情景を思い浮かべて欲しかったし
自分は声色で人を演じ分けた。

みたいなことを語っていらっしゃいました。

さすがだな、と。

それに世の中を知るために街に出て行ってるそうですよ。
若い子がどんなことを考えているのか？リサーチしているそうです。


そういう裏の情報収集力があるからこそ
50年近くも前の唄を歌って若い人をも感動させられるのでしょうね。


歌詞に「貧しい土方」「ヨイトマケの子供汚い子供」ってあります。
土方（どかた）などは差別用語とされて
放送禁止歌とされた時期もあったらしいです。

でも美輪明宏さんにしてみれば
きらびやかな衣装で行った炭鉱町では自分が歌える歌がないことにショックを受け
幼少時に一緒に育った友達のお母さんを回顧する歌とし作られたんだとか。

ウィキペディアによるとヨイトマケの意味は かつて建設機械が普及していなかった時代に、地固めをする際に、 重量のある槌を数人掛かりで滑車で上下する時の掛け声であり、 美輪によれば、滑車の綱を引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声を語源とする。 この仕事は主に日雇い労働者を動員していた。

歌詞を掲載することはできませんが
こちらgoo音楽ではみることができます。
⇒http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND11342/index.html

意味を考えながらじっくりと歌詞を味わってください。

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